シーサーガフガフ

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シーサーガフ誕生物語

シーサーガフの出来るまで・・・


~帰郷・・・ブーム~

時は、1995年。一人の青年がやんばる(沖縄県本島北部)に東京から帰ってきた。

彼の親父さんは、子供たちに人気のロンロン(氷菓)を作っており、
彼は、その仕事手伝いながら過ごしていましたが、ある日ふと、
沖縄らしいチュウチュウをつくろうと閃きました!

内地からきたお客さんにまた地元の子供たちに、
美味しい沖縄の素材を使ったチュウチュウを提供しよう!

しかし当時、果汁は経済連などが全量押さえていてなかなか手に入りませんでした。

そこで彼は、大宜味や名護の農家を直接交渉しながら、やっとのおもいで、
シークヮーサーチュウチュウが完成しました!

そんなさなかあるテレビ番組でシークヮーサー果実の、
フラボノイド系機能性成分の「ノビレチン」が癌抑制などに効果があり、
糖尿病や高血圧にも非常に有効との放送をきっかけに!一気にブームが到来!

2000年から2005年にかけて「世界一」高い柑橘ミカンとして一気に価格も高騰し、
沖縄の人が手に入らない状況がつづき、彼も本土の大手チュウハイメーカーに
注文を受け来る日も来る日もシークヮーサー果実を収穫して搾って冷凍保管しては、
販売をして「シタタカモウカッタ!」ようです(笑)。

がいつまでも続かないブームが去り、残ったのは高騰による、
ウチナーンチュの消費減少と過剰在庫。原料の山!

2008年ごろからどんどんその状況がかさみ、会社にも多くの農家の方が、
相談へと訪れ、悲痛な状況が続きました。

どぎゃんかせんといかん! (東国原的に(笑))

みんながやめるなら、やる!

そこで、ブームではなく普遍的に消費するスタイル(文化)を形成しようと青年は考えた!
そしていろいろな方からアドバイス助言&アイディアを頂き、いくつかチャレンジを試みる!

~ネットから出会い系~

シークヮーサー果実は、種が多くて搾った時に種が問題となります。

そこで、やんばるの海人(漁民)は、簡単に搾って種が出ない方法を編み出しました。

凄い!これを拡げようと青年は決意します。

さらに、青年はライムピクルスなるものを発見!

ローフード(46℃以下での調理した食材)なるスタイルを啓蒙する料理研究家の
酒井美保子氏のブログにたどり着き、(綺麗な方です!)
そのライムピクルスと同じ技法でシークヮーサーに応用できないか相談。

すると、「では!やってみましょう♪」と快く承諾!

2009年に収穫したシークヮーサー果実で作ってもらい、
沖縄に送り返してもらったものを試食!

すると、酸味と塩っけが・・・、梅干し?その後に鼻からアロマな香りが・・。

「いける!うまい!これはいける」

と確信してさっそく沖縄へと酒井氏を招き、大宜味と名護のおばぁ~からお姉さままで、
約50名余に作り方を伝授!

すると、2010年。名護で待望の商品化とあらたなコラボ商品も生まれました! 
シークヮーサーチキンパン

~毎日飲むビールなら~

さらに、やんばるでは泡盛などにシークヮーサーを搾っていただくが、
ビールに搾ってもいいのじゃないか?

コロナもライムを搾るし・・・ではでは、ジュッ っとひと搾り!

すると、美味しく、爽やかな柑橘系の香りのする苦味の抑えられた感じのビールに!

さっそく友人のお店にお願いして、ビールに茶漉しとシークヮーサー果実を
セットにしてもらい「自分だけビール」を楽しむようになりました。

そんなある日、オリオンビールの知人から電話が。

・・・シークヮーサー果汁をほしいとのこと・・・

どうして?と話を聞くと、東京でのイベントで大手ビールメーカーが一堂に集い、
そこで果汁を使用して出したシークヮーサービール(果汁+シロップ)が大人気に。

それを飲んだ東京の沖縄居酒屋泡盛の店長が気に入ってくれて、
シークヮーサーの果汁が欲しいと要望があったそうです。

「シークヮーサーなら、どこにでもあるのに。」

と思いつつも東京にシークァーサーを送り、せっかくだからと
お店まで訪ねてみると店内には、シークヮーサーガフのPOPが。。。

飲んでみると確かに美味しい!

彼は、自信を得て、店長からアドバイスを貰い、シャンディガフと、
世果報(ゆがふ)の果報からヒントを得ます。

そして、味音痴な彼は、地元沖縄で大人気なお店を訪ねて、
果汁とシロップの配合を相談しに行きました。

その「豚の木登り」オーナーの満名さんは、やんばるの自然と島ぶたを愛する
素敵な人でして、そこで試行錯誤!

問題は泡立ち、ビールの視覚的な美味しさでもある泡がすぐに消えてしまう。
どうにか泡を立たせたい!

そこで、新たな発想が閃き、寒天を入れてトロミを付加することで、
泡が消えにくくなることをゲット!

そして程よい甘味に爽やかなシークヮーサーの香りの「シーサーガフの素」が誕生しました!

平良トミさん曰く、ゆがふってのはね、日本の古い言葉で沖縄に残っている言葉のひとつ。
意味は、世の中の素晴らしい事、豊年とか五穀豊穣とかいう願いがこめられた言葉です。

シーサーは沖縄では守り神なので、シークヮーサー果実(果報)を守って育て、
いつの世までも未来永劫この果実が沖縄の誇り有るものとして続いていくように・・・

「シーサーガフ」にしようと考えたのでした。

~シークヮーサー「地産地笑(消)」発信100店舗を目指し~

沖縄の飲食店において、ご当地ビアカクテルメニューとして地域に根ざして、
安定消費を確立させることで栽培農家との繋がりを大切に消費の輪を広げていくため、
インターネットやブログの発信力を高め、認知度を上げていき、さらに、
沖縄県民だけでなく、観光客へも周知させることができれば、相当数の消費拡大が発生し、
シークァーサー商品の新たなスタイルが、一つの文化となることを目標とし、最終的には、
地域の課題を地域の人が解決できることを 夢見ています。


●一口メモ「果報」 がふ
 「果報は寝て待て」という諺(ことわざ)があります。

幸運を求めるにはあせってはいけませんよ、待っていれば自然とやって来るものです、
という意味なのでしょう。

また運が強く、しあわせな人のことを、よく果報者といったりします。

仏教では因果応報の理を説いています。因果とは原因 の「因」と結果の「果」ですから、
人の行いや考え方の善悪に対して、必ずそれに応じた結果があることを言っているのです。

善因善果、悪因悪果がそれです。ですから、果報とは報いとして受ける結果のことをいいます。

一般に使われている果報は、しあわせな善い結果の場合だけのようですが、
本来の果報には善果も悪果もあります。

しかも、それはあなたの行動や考え方によると説かれているのですから、
寝て待っているだけではどうもいけないようですよ。



Posted by シーサー山原 at 2010年11月08日04:52
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